東洋医療専門学校 柔整同窓会

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2012年(平成24年)第20回 柔道整復師国家試験【午後】

柔道整復理論【問66〜問110】

問66

急性塑性変形がみられるのはどれか。

  1. 上腕骨近位骨端線離開時の上腕骨骨幹部
  2. 橈骨骨幹部骨折時の尺骨骨幹部
  3. 定型的鎖骨骨折時の近位骨片部
  4. 舟状骨骨折時の近位骨片部
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解答:

問67

骨折の確定所見はどれか。

  1. 鎖骨中・外 境界部に限局性圧痛がみられた。
  2. 上腕中央部に異常可動性がみられた。
  3. 肘関節部に発赤がみられた。
  4. 手関節部に局所熱感がみられた。
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解答:

問68

受傷直後の所見で肘関節の前後径が増大しているのはどれか。 2つ選べ。

  1. 上腕骨顆上伸展型骨折
  2. 上腕骨内側上顆骨折
  3. 肘関節後方脱臼
  4. 小児肘内障
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解答:
1、3

問69

ズデック(Sudeck)骨萎縮の症状 でない のはどれか。

  1. 発汗異常
  2. 関節拘縮
  3. 爪の萎縮
  4. 病的反射の出現
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解答:

問70

脱臼と原因疾患との組合せで 誤っている のはどれか。

  1. 拡張性脱臼―――急性化膿性股関節炎
  2. 破壊性脱臼―――関節リウマチ
  3. 麻痺性脱臼―――脳血管障害
  4. 発育性脱臼―――血友病
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問71

施術録で 誤っている のはどれか。

  1. 施術日に記載する。
  2. 損傷部の経過を記載する。
  3. 骨折・脱臼では医師の同意を得た旨を記載する。
  4. 保存期間は3年間である。
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問72

ギプス固定などで下肢を長時間動かさないことが原因で発症するのはどれか。

  1. 深部静脈血栓症
  2. 過剰仮骨形成
  3. 骨化性筋炎
  4. 脂肪塞栓
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問73

通電療法 でない のはどれか。

  1. 中周波
  2. 干渉波
  3. 超音波
  4. 低周波
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問74

受傷後2週で前腕近位からの固定に変更した右コーレス(Colles)骨折患者が、職場復帰するにあたり、 誤っている 指導はどれか。

  1. 組み立て作業から管理業務への変更を指導した。
  2. 職場内では右手指を使用しないように指導した。
  3. 自家用車通勤をしないように指導した。
  4. 休憩時間に右肩関節の振り子運動をするように指導した。
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問75

脊椎骨折と好発部位との組合せで正しいのはどれか。

  1. 頸椎棘突起骨折―――下位頸椎
  2. 肋骨突起骨折――――上位胸椎
  3. 胸椎棘突起骨折―――下位胸椎
  4. 椎体圧迫骨折――――下位腰椎
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問76

肋骨骨折で正しいのはどれか。

  1. ゴルフでは第1肋骨に好発する。
  2. 幼小児に好発する。
  3. 単数骨折では肺損傷が起こりにくい。
  4. 絆創膏は吸気時に貼付する。
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問77

小児の鎖骨骨折で正しいのはどれか。

  1. 第3骨片を生じることが多い。
  2. 解剖学的整復が要求される。
  3. 偽関節の発生が多い。
  4. 変形は漸次改善する。
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問78

定型的鎖骨骨折で遠位骨片の転位に作用するのはどれか。

  1. 胸鎖乳突筋
  2. 大胸筋
  3. 棘上筋
  4. 大円筋
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問79

発生頻度の比較で正しいのはどれか。

  1. 鎖骨外端部骨折   > 鎖骨中・外 境界部骨折
  2. 上腕骨外科頸骨折  > 上腕骨解剖頸骨折
  3. 上腕骨外顆骨折   > 上腕骨顆上骨折
  4. スミス(Smith)骨折 > コーレス(Colles)骨折
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問80

肩甲骨骨折で正しいのはどれか。

  1. 体部骨折は縦骨折が多い。
  2. 頸部骨折は解剖頸骨折が多い。
  3. 肩峰骨折は転位が著明である。
  4. 上角骨折は肩甲挙筋により転位する。
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問81

小骨片に手関節屈曲作用筋が付着しているのはどれか。

  1. 上腕骨外顆骨折
  2. 上腕骨内側上顆骨折
  3. 橈骨頸部骨折
  4. 背側バートン(Barton)骨折
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問82

関節外骨折はどれか。

  1. 上腕骨解剖頸骨折
  2. 上腕骨内顆骨折
  3. ショウファー骨折
  4. スミス(Smith)骨折
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問83

以下の条件すべてに該当するのはどれか。条件1:高齢者に好発する。条件2:骨壊死を起こしやすい。条件3:人工骨頭置換術が行われている。

  1. 上腕骨外科頸外転型骨折
  2. 橈骨頭粉砕骨折
  3. 大腿骨頸部内側骨折
  4. 距骨頸部骨折
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問84

保存療法で肘関節伸展位固定とするのはどれか。

  1. モンテギア(Monteggia)伸展型骨折
  2. ガレアジ(Galeazzi)骨折
  3. 肘頭骨折
  4. 橈骨頭骨折
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問85

尺骨骨幹部上・中 境界部の骨折と同時に橈骨頭脱臼が生じた場合の合併症で考えられるのはどれか。

  1. 銃剣状変形
  2. perfect O不整
  3. 下垂指
  4. 鉤爪指変形
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問86

所見と疾患との組合せで 誤っている のはどれか。

  1. ドレーマン徴候―――――――大腿骨頭すべり症
  2. ナウマン症候――――――――距骨骨折
  3. ラセーグ徴候――――――――股関節前方脱臼
  4. トレンデレンブルグ徴候―――股関節臼蓋形成不全
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問87

股関節後方脱臼と大腿骨頸部内側内転型骨折とに共通するのはどれか。 2つ選べ。

  1. 高齢者に好発する。
  2. 大転子高位が認められる。
  3. 転子果長の短縮が認められる。
  4. 合併症に阻血性大腿骨頭壊死が挙げられる。
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解答:
2、4

問88

股関節内旋位となるのはどれか。

  1. 大腿骨転子間骨折
  2. 大腿骨頸部内側骨折
  3. 股関節腸骨脱臼
  4. 股関節恥骨上脱臼
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問89

誤っている のはどれか。

  1. 大腿骨顆上屈曲型骨折は遠位骨片が前方に転位する。
  2. 分裂膝蓋骨は外上方に認めることが多い。
  3. 大腿骨外顆骨折は外反膝を呈する。
  4. 脛骨顆間隆起骨折では前方への不安定性がみられる。
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問90

デュピュイトラン(Dupuytren)骨折はどれか。

  1. a
  2. b
  3. c
  4. d
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問91

肩鎖関節Ⅰ度損傷で正しいのはどれか。

  1. 反跳症状がみられる。
  2. 外転運動痛がある。
  3. 肩鎖靱帯は完全断裂する。
  4. 階段状変形を残す。
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問92

肩関節脱臼の整復法 でない のはどれか。

  1. べーラー法
  2. ドナヒュー法
  3. モーテ法
  4. ミルヒ法
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問93

ボタンかけに支障が ない のはどれか。

  1. 手根管症候群
  2. 前骨間神経麻痺
  3. 肘部管症候群
  4. 腋窩神経麻痺
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問94

月状骨周囲脱臼で正しいのはどれか。

  1. 月状骨は橈骨関節面から逸脱する。
  2. 発生機序はスミス(Smith)骨折と同じである。
  3. 示・中指掌側の感覚鈍麻を生じる。
  4. 月状骨周囲の手根骨は掌側に転位する。
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問95

指PIP関節背側脱臼の固定肢位で正しいのはどれか。

  1. MP・PIP・DIP関節伸展位
  2. MP関節屈曲位、PIP・DIP関節伸展位
  3. MP・PIP関節伸展位、DIP関節屈曲位
  4. MP・PIP・DIP関節軽度屈曲位
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問96

中足指節関節脱臼で 誤っている のはどれか。

  1. 第1足指に好発する。
  2. Z字型変形がみられる。
  3. 開放創は足底側に多い。
  4. 末梢牽引で整復する。
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問97

正しい組合せはどれか。

  1. バンカート損傷――――――――大結節部の圧痛
  2. 示指ロッキングフィンガー―――MP関節の伸展障害
  3. 梨状筋症候群―――――――――大腿前面部の感覚障害
  4. アキレス腱断裂――――――――患側の爪先立ち可能
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問98

痛みの出現により陽性と判断するテストはどれか。

  1. リフトオフ
  2. フィンケルスタイン
  3. ラックマン
  4. トンプソン
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問99

Ⅱ度の膝側副靭帯損傷でみられ ない のはどれか。

  1. 限局性圧痛
  2. 関節部の腫脹
  3. 軸圧痛
  4. 側方動揺性
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問100

図に示す部位に圧痛があるのはどれか。

  1. 足根洞症候群
  2. 足根管症候群
  3. 有痛性外脛骨障害
  4. 有痛性三角骨障害
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問101

46歳の男性。3年前から左手に軽いしびれを感じるようになり、最近、細かい指先での作業が困難となっている。左肘関節は約20度外反しているが屈伸運動は正常であった。なお、6歳頃、左上腕骨外顆骨折の既往があり、この損傷による後遺症と考えられた。手指の機能障害はどれか。

  1. 小指DIP・PIP関節の完全伸展不能
  2. 小指MP関節の完全伸展不能
  3. 中指掌側面の感覚障害
  4. 母指の対立運動不能
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問102

9歳の女児。一輪車から転落し左手の手掌を衝いて倒れ、左肘部に疼痛を訴えて来所した。腫脹は肘関節全体にみられ、自動運動は困難である。近医で診察を依頼するため、応急処置として三角巾で提肘することにした。三角巾のあて方で正しいのはどれか。 2つ選べ。

  1. a
  2. b
  3. c
  4. d
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1、4

問103

15歳の男子。柔道で第2中手骨骨幹部を骨折した。整復を行い、手関節軽度伸展位で示指をMP関節30°・PIP関節90°・DIP関節45°屈曲位でアルミ副子で3週固定した。固定除去後、指を屈曲させると、示指が中指に重なっていた。この重なりを予防する初期の対応で適切なのはどれか。 2つ選べ。

  1. 中指とともに固定する。
  2. 手関節を屈曲位で固定する。
  3. MP関節を伸展位で固定する。
  4. 指先を舟状骨結節に向けて固定する。
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解答:
1、4

問104

35歳の男性。7日前、重量物を持ち上げた際、強い腰部および右下肢痛が出現し、歩行困難となった。現在、脊柱起立筋部に緊張感があるものの、棘突起の叩打痛もなく、腰痛は消失し、歩行の異常はみられない。体幹を右回旋位で伸展させると右大腿後面から下腿後面にかけて放散痛がみられた。右足部外側の感覚障害、足母指底屈筋力の低下が認められた。膝・足クローヌスは認められなかった。他に認められる右下肢の所見はどれか。

  1. FNSテスト陽性
  2. 膝蓋腱反射亢進
  3. アキレス腱反射減弱
  4. バビンスキー反射陽性
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問105

62歳の男性。10日前、バス乗車中に吊革を右手で力を入れて持っていたところ、バスが急停車した瞬間に鋭い疼痛が肩に生じた。3日で疼痛は軽快したが、肩の挙上が不自由なため来所した。大結節部に圧痛がみられる。考えられるのはどれか。

  1. 腱板損傷
  2. 肩鎖関節脱臼
  3. ベネット損傷
  4. 肩関節脱臼
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問106

50歳の女性。工場で組み立て作業ラインに従事している。特に受傷した記憶はないが、約2週前から起床時に左手母指IP関節が、屈曲したまま伸びなくなると訴えている。診察時には同関節は伸びていて、抵抗感はあるが自動的に屈曲も可能である。認められる主な症状はどれか。

  1. 起床時に母指がZ字状を呈している。
  2. MP関節掌側に硬結を触知する。
  3. IP関節に腫脹を認める。
  4. IP関節に圧痛を認める。
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問107

68歳の男性。左小指の運動制限があり、日常生活動作にも支障をきたしている。MP・PIP関節の伸展制限を認め、同指の手掌部に索状物を触れる。考えられるのはどれか。

  1. ド・ケルバン(de Quervain)病
  2. フォルクマン(Volkmann)拘縮
  3. デュピュイトラン(Dupuytren)拘縮
  4. マーデルング(Madelung)変形
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問108

18歳の男子。10日前にバスケットボールの試合中ボールを取り損ない右示指を突いた。放置していたが、今日になって示指が図のような変形を呈していることに気付き来所した。最も考えられるのはどれか。

  1. 深指屈筋腱断裂
  2. 正中索断裂
  3. 終止腱断裂
  4. 浅指屈筋腱断裂
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問109

50歳の男性。ゴルフ中に坂を駆け上がった際、右下後部が何かに叩かれた痛みを感じたと跛行で来所した。ふくらはぎ内側部に圧痛があり、足関節背屈を強制すると疼痛が増強する。脛骨内側後縁部に沿った疼痛はなくトンプソンテストは陰性である。最も考えられるのはどれか。

  1. 腓腹筋損傷
  2. 膝窩筋損傷
  3. シンスプリント
  4. アキレス腱断裂
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問110

19歳の女性。陸上競技長距離選手。2週前から走行中に右下腿前面部の疼痛や下腿の圧迫感を感じるようになった。最近では、走行中につま先を引っかけてつまずくことが多くなり、図に示す部位にしびれ感が認められる。走るのを中止して、しばらくすると右下腿の痛みや感覚異常は認められなくなる。発症に関与する神経はどれか。

  1. 脛骨神経
  2. 深腓骨神経
  3. 浅腓骨神経
  4. 内側足底神経
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